ManiCoro:制御焦点理論を活用した運動支援システム
- 研究の概要
- 利用者の志向性(考え方の特性)を考慮し,日々歩くことを支援するシステムです.
- 研究背景
- 運動は健康に必要不可欠なものですが,1日の理想歩数に達していない人が多く存在しています.
- 研究目的
- 利用者の志向性に合わせた支援を行うことで,歩数の増加支援を行っています.
- システムの特徴・問題を解決するアイデア
- Fitbit社の腕に取り付けるフィットネストラッカーを用いて,毎日の歩数の計測を行っています.
- 人の志向性を2種類に分ける制御焦点理論を活用し,その人の特性に合わせた目標設定や通知を行っています.
- フィットネストラッカーで取得したデータをもとにその人に合わせた通知をLINEで行うことで,志向性や歩数,時間を考慮した支援を行っています.
- 発表文献
- 中出恵美, 田渕恵, 蔵永瞳, 福島拓: 運動支援を目的とした損失回避を促す通知機能の検討, 情報処理学会, コラボレーションとネットワークサービスワークショップ2023, No.11, pp.68-73 (2023-11). [PDF]
- 中出恵美, 蔵永瞳, 福島拓: 制御焦点理論を考慮した目標の進捗状況提示を行う運動支援システムの提案, 情報処理学会, マルチメディア, 分散, 協調とモバイル(DICOMO2023)シンポジウム, pp.1084-1089 (2023-07). [PDF]
- 中出恵美, 蔵永瞳, 福島拓: 制御焦点理論を考慮した目標提示を行う運動支援システムの提案, 2022年度情報処理学会関西支部支部大会, No.B-04, pp.1-2 (2022-09). [PDF]学生優秀発表賞