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とれウォーク:地域の新たな発見を促す散策支援システム

とれウォーク:地域の新たな発見を促す散策支援システム とれウォーク:地域の新たな発見を促す散策支援システム
研究の概要
地域に存在する魅力的な箇所をシステムが提示することで,散策を支援しています.
研究背景
厚生労働省の平成27年国民健康栄養調査で1回30分以上の運動を実施し,1年以上継続している運動習慣のある人の割合は,健康21の目標としている割合に達成しておらず,運動不足が問題となっています.また,この運動不足を解消させるために様々な散歩支援アプリが開発されていますが,地域のことを紹介するようなアプリはあまり存在していません.
研究目的
地域の情報を宝探し感覚で見つけることにより,利用者に自分の住んでいる地域の良さを発見してもらうことを目的としています.また,散歩するきっかけ作り,継続を促すことも目指しています.
システムの特徴・問題を解決するアイデア
  • 魅力的な箇所の訪問を促す,Androidアプリケーションです.
  • システムに登録された魅力的な箇所は,利用者が100m以内に近づかないと表示されない仕組みとなっています.このような宝探しの要素を用意することで散策を促しています
  • 新たな地域の魅力発見を促すために,利用者が魅力的な箇所を追加・共有できる機能を用意しています.
  • 同じ場所へ複数回散策しても新たな発見ができるように,各利用者がコメントを残す機能を用意しています.
学術論文
  1. 福島拓, 西村友里: 地域に関する新たな発見を促す散策支援システム, 情報処理学会論文誌, Vol.61, No.1, pp.88-94 (2020-01). [PDF] 推薦論文
発表文献
  1. 福島拓, 西村友里: 地域に関する新たな発見を促す散策支援システムの開発, 情報処理学会, マルチメディア, 分散, 協調とモバイル(DICOMO2018)シンポジウム, pp.1079-1084 (2018-07). [PDF]優秀論文賞