Fukushima Lab.

出来事の想起を支援する感謝日記継続支援システム

タイトル
研究の概要
日記の記述や想起が苦手な人を対象として,幸福感を増幅させる感謝日記の記述支援を行っています.
研究背景
感謝日記は,日々の生活中で感謝した出来事を日記形式で記述するものです.感謝日記は,欧米においては幸福感を増幅させる効果があることが示されていますが,継続的な記述が前提となっています.このため,日記を書くことや出来事の想起が苦手な人の支援は十分に行われていません.
研究目的
日記の記述や想起を支援することで,継続的な感謝日記の記述支援を目的としています.
システムの特徴・問題を解決するアイデア
  • スマートフォンなどを用いて感謝日記を記述するWebシステムです.
  • 感謝日記のヒントを提供することで,感謝日記を書きなれていない人の支援を行っています.
  • 日記の記入回数を増やすために,他の人の日記を閲覧して新たな発見の支援を行っています.
発表文献
  1. 福島拓, 山根優祐, 蔵永瞳: 出来事の想起を促す感謝日記継続支援システムの開発, 情報処理学会, マルチメディア, 分散, 協調とモバイル(DICOMO2019)シンポジウム, pp.649-655 (2019-07). [PDF]