Fukushima Lab.

日常生活中での利用を可能とした避難訓練支援システム

日常生活中での利用を可能とした避難訓練支援システム 日常生活中での利用を可能とした避難訓練支援システム
研究の概要
日常生活を行っている中での避難訓練を支援することで,災害時の避難を円滑にすることを支援しています
研究背景
日本では様々な企業や学校,病院などで避難訓練が行われています.しかし,これまでの訓練の多くはあらかじめ定められたシナリオに沿った行動が行われています.このようなシナリオに沿った行動訓練だけでは,シナリオ以外の災害発生時に問題が生じる可能性が危惧されています.
研究目的
日常生活中で訓練を可能としたシステムを構築することで,ユーザの防災知識や意識の向上を促すことを目的としています.
システムの特徴・問題を解決するアイデア
  • 日常生活中での避難訓練を支援するAndroidアプリケーションです.
  • 緊急地震速報を模した通知をランダムな時間に行うことで,様々な場所において現実味のある避難訓練を可能としています.
  • 避難訓練の内容をユーザ間で共有することで,自分自身や他の人が行った避難訓練の見直しや評価を行う機能を用意しています.
発表文献
  1. 小松亮介, 福島拓: 訓練後の見直しを促す避難訓練支援システムの開発, 情報処理学会研究報告, グループウェアとネットワークサービス研究会, Vol.2019-GN-106, No.40, pp.1-7 (2019-01). [PDF]
  2. 小松亮介, 福島拓: 訓練内容の共有を可能とした避難訓練支援システム, 2018年度情報処理学会関西支部支部大会, No.C-16, pp.1-4 (2018-09). [PDF]